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  3. コーラックの便秘への効能と副作用について

コーラック

便秘は食物繊維や運動が不足していると起こります。便意があるのに時間に追われてトイレに行くのを我慢しているうちになってしまう方も多いです。生活習慣の改善で解消するのが一番ですが、そんな悠長なことは言っていられないとお思いの方は薬で手っ取り早く解消するのも一つの手です。そこで今回はコーラックの効能と副作用についてご紹介します。

コーラックの効能について

「ピンクの小粒」のフレーズが有名なこの便秘薬は大抵の薬局やドラッグストアに置いてあるはずなので、簡単に手に入ります。コーラックといっても初心者向けのタイプから生薬が配合されたものまで様々な種類がありますが、ここではベーシックタイプのものについてお話ししていきます。

コーラックにはビサコジルという成分が配合されており、これを腸に届けることにより便の停滞を解消します。ビサコジルは腸のぜん動運動を促し、溜まった便を押し出してくれる効果があるので、慢性的な症状にもしっかり効きます。

ビサコジルが腸の届く前に溶け出してしまうと意味がないので、錠剤は5層のコーティングが施されておりゆっくり溶けるようになっています。注意が必要なのは、制酸剤や牛乳を飲んだ後の服用です。制酸剤や牛乳はせっかくのコーティングを溶かしてしまい、ビサコジルが腸に届く前に吸収されてしまうので、胃薬や牛乳を飲んだ後1時間以内は服用を避けましょう。ビサコジルが腸まで届いてしまえば効果は比較的すぐに表れます、30分ほどで効果が出てくることもあります。即効性が高いということはそれだけ強い薬だということです。その分、副作用も起こりやすくなります。

コーラックの副作用について

コーラックはいわゆる下剤なので、お腹が痛くなります。乱暴に言うと薬の力で無理やり下痢をさせるので、ある程度の腹痛は仕方ありません。特にしばらく排便していないと便が固くなっているので、痛みは強くなります。それを念頭に置いて使用しましょう。しかし中には動けなくなるほどの激しい腹痛を感じる方もいるので、使用するタイミングには注意が必要です。腹痛と下痢で仕事や授業どころではなくなる可能性があるので、外出する予定のない休日に使用するのがよいでしょう。激しい腹痛に襲われるのが怖いという方は、冷たい水ではなく常温の水か白湯で飲みましょう。冷たい水で飲むと強い腹痛が起こりやすくなります。また、鎮痛剤と一緒に服用するという方もいるようですが、この場合の腹痛には効果がありません。固い便が詰まった腸を無理やり動かすことで起こる痛みなので鎮痛剤を使っても意味がないのです。便が排泄されて自然に痛みがおさまるのを待つしかないです。

他に挙げられる副作用として、胃痛や吐き気があります。特に吐き気を感じる方は多く、中には食あたりのように激しく嘔吐する方もいるようです。

前述した有効成分のビサコジルは、刺激成分なので使えば使うほど効き目が悪くなります。効き目が悪くなって量を増やしても、その量にも体が次第に慣れていくのでまた量を増やさなければならなくなります。こうした悪循環に陥ると抜け出すのが大変なので、用法・容量は絶対に守りましょう。また、長期的に使用することで腸自体の動きも悪くなっていきます。そうなるとまた薬に頼ることになり、最悪自分の力で排便できなくなってしまいます。どうしても苦しい時だけ緊急避難的に使用しましょう。

便秘薬をあまり使用したことがない方は初心者向けの「コーラックファースト」を使用するのがいいでしょう。成分がベーシックタイプの半分で効き目がゆるやかなので副作用も出にくくなっています。症状によって服用する量を調節することができるのでとても使いやすいです。ただ、効き目がゆるやかだからといっていきなり多めに服用するのはおすすめできません。1錠から始めて、様子を見ながら少しずつ増やしていくようにしましょう。副作用が出にくいとはいえ、まったく起こらないとは言えないので、吐き気などの症状が表れたら使用をやめましょう。また、ベーシックタイプと同じく長期にわたる服用も避けましょう。

怖がらせるようなことばかり紹介しましたが、正しい使い方をすればとても便利な薬であることに間違いはありません。食物繊維をたっぷり取り入れたバランスのいい食生活や定期的な運動で解消するのがもちろんベストです。ただ、それでも解消できなかった時にはこういった薬を使えばいいのだな、と頭に入れておくとよいでしょう。コーラックを使用して便を出した後は、再び便が腸に停滞しないよう気を付けるのも大切です。便が溜まりやすい「体質」になってしまうのが一番良くありません。便秘は他の病気を引き起こすこともあるので、侮ってはいけません。いま一度自分の生活を見直し、改善できるところは努力して改善していきましょう。

最後になりますが、「便秘は恥ずかしいもの」と捉えられがちで、特に女性は誰にも相談できずに薬に頼ってしまう方が多いでしょう。そうして薬に依存してしまうケースも少なくないですが、そうなると余計に健康を損なってしまうので、薬を使っても解消できない時は恥ずかしがらずにお医者さんに相談しましょう。

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