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  3. ラキソデートの便秘への効能と副作用について

ラキソデート

ラキソデートは小林化工株式会社が製造する、刺激性下剤の一種です。ピコスルファーストナトリウムを有効成分としており、特に日本人に最も多いと言われる弛緩性便秘に対して効果を発揮してくれます。この薬剤は市販されていません。医師から処方箋をもらうことで入手できます。健康な成人はもちろん、妊婦さんや子供さん、高齢者の方にも使われる、刺激性下剤としては穏やかで安全性の高い薬剤として知られています。

ラキソデートの効能について

このラキソデートの効能としては、大腸のぜんどう運動を活性化することがあげられます。有効成分であるピコスルファーストナトリウムが大腸に届くと、大腸内の酵素によって分解されます。その分解の過程で、ゆっくりと腸壁を押して刺激するという働きがあるのです。その刺激により滞っていた大腸のぜんどう運動が促され、便が押し出されることになるという効能が期待できます。 また、ピコスルファーストナトリウムには、大腸が便の水分を吸収してしまうのを、防ぐ働きもあります。便秘の方は経験があるかと思いますが、便がコロコロと固くなってしまい、中々出なかったことはありませんか。便が大腸内に長く留まれば留まるほど、その水分が大腸によって吸収されてしまい、よけいに固くなって出にくくなってしまう、という悪循環に陥ってしまいます。ラキソデートを飲むことでこの大腸による水分吸収を抑え、便を柔らかく、排出しやすくするのです。

ですから、ラキソデートは大腸の筋肉が緩んでぜんどう運動が弱くなってしまうことによって起こるものと、便が水分を失い、固くなってしまうことによって起こるものの二種類の便秘に対して効果を発揮すると言えます。しかも、一部の刺激性下剤のようにお腹が痛くなるということもほとんどなくゆるやかに作用するので、幅広い症状、幅広い層に適用することができるのです。 ラキソデートの効能が現れる時間ですが、だいたい服用してから7時間から12時間と言われています。夜寝る前に服用することで、翌日には自然なお通じが期待でき、スッキリとした朝を迎えることができます。排便リズムを整えるためにも、非常に有効な薬剤と言えるでしょう。また、このような作用の緩やかさと適用できるタイプの幅広さから、大腸を検査する前に腸をきれいにするための下剤としても、よく用いられています。胃のエックス線撮影後に、バリウムを排出するために渡される下剤も、この薬です。何かと重宝されている薬剤なのです。 このように便利に利用されている薬剤ではありますが、ただし、下痢と便秘をくり返す痙攣性便秘には、効果がありません。服用すると返って症状を悪化させる場合がありますので、他人が処方されたものを便が出ないからというだけで利用するのは、避けましょう。

ラキソデートの副作用について

では、この薬剤の副作用にはどのようなものがあるのでしょうか。最初に言っておきたいのですが、ラキソデートは刺激性下剤の中では非常に安全性の高い薬剤で、副作用もほとんど見られないということです。刺激性下剤でよく問題になる耐性ですが、この点についても他の薬剤と比べると、全くないわけではありませんが、耐性が弱いと言われています。非常に使いやすい下剤の一つです。 ただし、どのように安全な薬剤であっても、薬である以上、副作用はゼロとはいきません。この薬剤の主な副作用としては、軽い症状では弱いお腹の痛み、吐き気、嘔吐、軟便、目まいなどがあげられます。また、人によっては痒みや発疹、赤みなどの皮膚症状が見られる場合もありますので、特にアレルギー体質の方は注意しましょう。 重い症状としては、激しい嘔吐や腹痛などがあり、時として腸閉塞や腸管穿孔などの深刻な事態に見舞われることもあります。もちろん、こうした症状は決められた用法や用量を守っている限り、滅多に起こりませんので過度に心配する必要はありません。しかし、例えば腹痛が続いて治らない、どうも吐き気がするなどの症状が出た場合には、薬剤が身体に合っていないということが考えられます。そのまま放置したりせずに、ただちに服用を中止して、必ず医師に相談しましょう。 そして、最も大切なことは、決められた用法や用量をあくまでもきちんと守って服用するということです。その点を忘れないようにしましょう。

便秘は、あまり病気として真剣に捉える方は少ないのですが、極めて不快な症状であり、本人にとっては重大な問題です。特に、慢性の場合にはイライラして仕事が手につかないなど、日常生活に支障をきたすこともしばしばあります。そんな時に頼りになるのが下剤で、上手に使えば溜まった便を排出する手伝いをしてくれるだけではなく、排便リズムを取り戻し、自然なお通じを呼び戻すサポーターとなるでしょう。要は、その効能を正しく認識し、副作用を理解し、上手に使いこなすことが重要です。 快適な健康生活を送るために、薬剤の特徴をしっかりとつかみましょう。

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