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  3. 重カマ「ヨシダ」の便秘への効能と副作用について

重カマ「ヨシダ」

毎日お通じがあっても少量で「何かすっきりしない」「お腹が張る」といった状況が続くときや、数日間お通じがない時には便秘の状態といえます。そのようなときにはお腹も気分も重く、肌が荒れてきたり、食欲がなくなったり、イライラしたりするという症状も伴うことが多く、できるだけ早く解消したいものです。

では、便秘はどのようなことが原因で起こるのでしょうか。直腸性、弛緩性、痙攣性の3種類があるのですが、直腸性は便意があるのに我慢をすることが多い場合に起こるもので直腸まで便が下りてきているのに神経が鈍くなるために便意を感じなくなってしまうというものです。大量の便が直腸内にあり水分が吸収されてしまい、硬くなった便が詰まっている状態です。そのようなときには水溶性の食物繊維や水分を摂取して便を柔らかくする必要があります。

弛緩性は大腸の蠕動運動が弱くなり便をスムーズに送ることができなくなっている状態です。大腸の緊張が低下したり運動不足によって起こり、お腹が張ったり食欲の低下などが見られます。直腸型と同じようにあまり便意を感じないという特徴もあります。このようなときには運動をして筋肉を鍛えたり、不溶性の食物繊維を摂取することで腸のぜん動運動を活発にする必要があります。

痙攣性は大腸が緊張して痙攣を起こして収縮するために便の通りが悪くなるというものです。縮んだ腸を無理に通過するため便が細かくなってウサギの糞のような便が作られます。ストレスによって自律神経が乱れているときにおこり、若年層でも多く見られます。

このように便秘には3つのタイプがありますが、すっきりさせるためには何らかの対処をしなければいけません。食事や運動なども大切ですが、即効性はあまり期待できず習慣をつけることが大切になります。それよりもとにかく早く大腸に溜まっている便を排泄させることが先決です。ドラッグストアで即効性のある薬や浣腸なども販売していますが、即効性がありすぎて日常生活に支障をきたすほど腹痛や下痢に見舞われてしまうものもあり、容易に使うこともできません。そんなときは病院に行くことで適切な薬を処方してもらうことができます。

病院では「重質酸化マグネシウム」という成分が配合された薬を処方してもらうことがあります。重質酸化マグネシウムは「重カマ」と言われ、それを服用することで大腸に届けることで、浸透圧によって大腸に水分を集めてくれるとい効果があります。腸内に水分が集まると硬くなっている便に水分が含まれることになり、腸のぜん動運動も自然に促されるようになるためスムーズな排便が期待できるという効能があります。また重カマは胃酸を中和させる働きもあり胃酸過多や胃もたれにも効能があります。さらに腸内でシュウ酸の吸収を抑えたり尿中でシュウ酸化カルシウムの産生を防ぐという働きもあるので尿路結成を予防できるという効能もあります。

重カマ「ヨシダ」の効能について

「ヨシダ」の重カマが良くつかわれますが、ヨシダの重カマは「酸中和薬」「塩類下剤」に分類されています。酸中和薬は消化管の攻撃因子でもある胃酸を中和し、胃炎や胃潰瘍に使われるものを意味し、塩類下剤は便の水分を調節し排便を促す薬ということを意味しています。胃にも腸にも効能がある薬です。ヨシダの重カマを服用すると、約7時間から10時間程度で便意を感じてくるので夜寝る前に飲んで翌朝お通じがあるという仕組みになっているので、リズムを付けることができます。

重カマ「ヨシダ」の副作用について

この薬は妊婦でも服用でき安全性が高く副作用はあまりありませんが、決められた用量以上服用すると効果が出すぎて下痢や腹痛を起こすこともあります。また長期的に服用すると高マグネシウム血症になりめまい、吐き気、眠気などを引き起こすこともあります。市販の刺激性の強い便秘薬のように使用を続けるほど効き目が落ちてくるので服用量がだんだん増えてくるということはなく効き目が落ちるわけではないので、癖になりにくいという特徴もあります。

1日1回就寝前に、コップ一杯の水とともに服用します。水をしっかり飲むことで効果もよく現れます。そして翌朝排便があればそれ以上の服用は不要です。しかし翌朝お通じが来なければまた夜寝る前に水分とともに服用し、それを一週間くらい続けても効果がない場合には再度医師の診察を受けるようにします。

このように便秘がつらい時には医師に相談して安全性が高い薬を処方してもらいましょう。そしてそれとともに水分や野菜などの食物繊維をしっかりと摂取したり、適度な運動をしたり、過度にストレスを溜めないような生活を送ることが大切になります。また便意がなくてもいつも決まった時間にはトイレに座るようにする習慣をつけることで、やがて便意を感じるようになることもあります。体の中に老廃物をためたままにしておくことはとてもよくないことです。便秘になるとお腹が重苦しく、気分も憂鬱になり生き生きとした毎日を送ることができないので、早めに何らかの対策を取ることが大切です。

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