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センナ

大便の回数が少なかったり、排泄物が腹の中に滞ってしまう便秘は身体に様々な不調を招きます。新陳代謝の低下や肌トラブル、口臭、不眠などの症状が挙げられ、基本的には生活習慣の乱れによって引き起こるとされます。こうした多くの体調不良を起こすので、便秘といえどあまり侮ってはいけません。

便が長期間腸内に溜まり続けると水分が少なくなり、乾燥して硬くなります。そのまま排出されずに溜まり続けると糞塊埋伏というものになり、毒素が体内に溜まってしまい大腸がんや動脈硬化などの重い疾患に変化する恐れがあります。排便が長期間止まっているほか、血便や白っぽい便がある場合は医療機関に受診することが必須です。

しかし日常生活で発生する糞詰まりは薬局やドラッグストアで販売されるドリンクやサプリメント等で対処が可能です。腸の不調に良いとされる薬にセンナと呼ばれるアフリカ原産のマメ科カワラケツメイ属のハーブが挙げられます。

お茶や漢方薬として扱われることが多く、古代エジプト時代から下剤として扱われてきたという古い歴史があります。

センナの便秘への効能

全世界で親しまれる植物であり、日本ではその葉っぱと実が医薬品として扱われてます。茎は医薬品として考えられておらず食品に配合することができるので、市場に出回っているセンナ茶はそのハーブの茎を使用しています。

この植物は排便不良に高い効能を発揮するとされ、摂取するとほぼ確実にお腹の詰まりが改善されると言われます。その為長期間に及ぶ排便不良やお腹が苦しい時に頼りになる存在ででもあり、最近ではダイエット目的として使用されることもあります。

漢方薬として使用されるこの植物は主成分であるセンノシドと呼ばれる有効成分によって、腸の滞りをスムーズにする働きを持ってます。センノシドにはぜんどう運動を活性化と新陳代謝活性化の2つの働きを持ってます。前者の場合大腸にこの成分が溶け出すとレインアスロンと呼ばれる成分に変化します。これが大腸の粘膜を分泌する作用を促すことで腸が刺激され、便をおしだすぜんどう運動を促していきます。

つまりこのことでセンナは腸内に詰まっている便を柔らかくして排便を促すのでなく、直接腸を刺激することで便意を起こすことが分かります。

その為直腸で便が硬くなってできる直腸性便秘や男性に多い痙攣性便秘に対しては効果が無い、あるいは逆効果になることもあるので摂取しないほうが良いです。

この漢方薬には前文で記載した後者である、新陳代謝を活性化させる働きも持っており老廃物をより排出させる機能を高めることが可能です。新陳代謝が高まることは排便を良くするほか、ニキビや冷え性、むくみにもよく効き女性におすすめとされます。なのでセンナはダイエットとして扱われることになり、市販ではお茶を購入して飲む人が多く存在します。

ちなみにこの植物を摂取すると約8から10時間ほどで腸が働き、排便に繋がると言われます。なので効率よくその効能を得るのなら就寝前に飲むと起床時に排便ができるので、体内リズムを作るのに適しています。日中に飲むと通勤や外出先で突然便意を感じることがあることもあり、この時間が適していると言えます。即効性は高いですが、生薬であり効き目はゆっくりなので比較的安全で自然に近い排便リズムを得られるのでが利点です。

しかし良いことばかりではなく、服用量が多いと副作用を招くことがあります。

センナの便秘への副作用

下痢や腹痛、嘔吐などの症状が見られ用法用量を守って摂取することが大切です。特に下痢は胃腸の弱い人は発症しやすく、人によっては1回飲んだだけで約3日間お腹を下すこともあるとされます。また生薬自身が自分の身体に合わないと皮膚に痒みや発疹、発赤などを引き起こすことも分かってます。

センナには主成分のセンノシド以外にアントラキノンと呼ばれる成分も含有しています。大黄やアロエにも含まれるとされるアントラキノンを長期間摂取し続けると大腸黒皮症と呼ばれる、大腸の粘膜が黒く変色してしまう疾患を発症する恐れがあります。大腸メラノーシスとも言われるこの状態になると、腸の働きが悪くなりより排便を詰まらせることに繋がるので注意が必要です。

そして薬剤投与で危険だと言われることの多い妊婦もこの漢方薬の摂取はしてはいけないです。医薬品でなくお茶でも同様のことが言え、これはセンナが腸内を過剰に刺激するからだと考えられてます。摂取すると早産や流産を引き起こす恐れがあり、身体が敏感な妊婦にとっては刺激が強すぎることが伺えます。

どんな薬や生薬でも使用方法を間違えれば、毒になることもあるので用法用量を守る必要があります。それでも便秘は自然に排便することができなければ根本的に解決したとは言えません。漢方薬などは酷い症状の時に使用するようにして、まずはバランスの良い食生活や適度な運動、十分な睡眠をするなどの生活習慣を見直すことも重要です。基本的にはこうした日々の生活を見直すことで、辛い腸内の不調は緩和できるます。

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