子供便秘外来.com

下剤の特色について。

前へ
次へ
  1. ホーム
  2. 下剤について
  3. チャルドール液

チャルドール液

腸の中で排泄物が滞り、排便回数が少ないあるいは無いといった状態である便秘は意外にも明確な定義が定まってません。学会など提唱している団体や人によってその内容が異なり、例えば日本内科学会では3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態のことを指します。一方で日本消化器学会では排便が数日に1回程度に減少し、排便感覚不規則で便の水分含有量が低下している状態、あるいは明確な定義があるわけでないとあやふやな存在です。

しかし便秘は排便できない不快感と共に口臭や肩こり、吹き出物など多くの体調不良を引き起こしてしまう腸内トラブルです。ちなみにこの腸内トラブルには弛緩性、直腸性と痙攣性の3つのタイプが存在し発症する原因や傾向が異なります。最初のタイプ弛緩性は、大腸の運動が低下することで引き起こるとされ日本人に最も多いとされます。この他には冷え性の女性がなりやすいのが特徴でもあります。直腸性の場合は排便をしたい感覚が起こりにくくなってる状態であり、高齢者や便を我慢しやすい人に発生しやすいです。健康な人の場合は直腸まで便が来たら便意を自覚しますが、このタイプの人の場合は感覚が鈍り腸に便が停滞し続けてしまいます。最後の痙攣性の場合は大腸の筋肉が緊張しすぎて、便を運ぶ機能がうまく働かなくなった状態だとされます。ウサギの糞のようにコロコロとした排便をする人が当てはまりやすいほか、糞詰まりと共に下痢を繰り返す場合もあります。このように様々なタイプが存在する腸内トラブルを緩和するためにドラッグストアなどでは多くの症状緩和の薬品が販売されてます。

チャルドール液の便秘への効能

チャルドール液もその中の一つであり、その名のとおり液体タイプの下剤です。ピコスルファーストナトリウム水和物と呼ばれるものが有効成分として配合されており、大きく2つの作用によって滞った排便を促します。1つ目は大腸の活性化であり、チャルドール液を摂取すると大腸内でその有効成分が溶けだし大腸にいる酵素によって分解されます。すると分解されたピコスルファーストナトリウムは腸壁を刺激しはじめ大腸は便を促し、ぜんどう運動を行います。その結果便意に繋がり、この有効成分の刺激は他の市販薬と比べて非常に緩やかな形で作用するので腹痛を引き起こすことが少ない特徴があります。

2つ目のピコスルファーストナトリウムの作用は水分保持であり、元々便が溜まる大腸は腸内の水分を吸収する働きを担ってます。大腸内に便が詰まったままだとその水分まで吸収してしまい、固い便に変えてしまいます。しかしチャルドール液を使用すると有効成分が大腸の水分吸収を阻害し、便を柔らかいままキープして排泄することが可能になります。この作用からチャルドール液は、弛緩性や直調整の便秘に効能がある下剤だと言えますが痙攣性のタイプは逆効果になる恐れがあるので向いてないので注意が必要です。基本的にこの薬品を摂取すると約8時間から10時間で効果が出るとされ、就寝前に服用すれば起床したら腸が動き出すという排便リズムを作り出せます。服用して3日くらいで排便が元の通りに改善されますが、1週間摂取しても効果がない場合は控えたほうが良いです。

安全性の高い便秘薬ですが用法用量を誤れば副作用を引き起こすこともあるので注意が必要です。特に服用量が多いと下痢や軟便、軽い腹痛を引き起こしたという報告があるので規定量を守ることが大切です。ちなみに摂取は1日1回であり、1回あたり10から15滴が目安だとされます。初回に飲むのなら最低値の10滴から初め、水あるいはお茶に混ぜて摂取すれば良いとされます。この時服用して排便ができたらチャルドール液は使用を止める必要があり、便が出ない場合に1日1滴ずつ増やして飲むのが使用方法です。この摂取方法は大人の場合であり、チャルドール液は安全性が高い下剤であることから子供でも飲むことも可能ですがその量は大人と比べて少ないので間違えないようにすべきです。

チャルドール液の便秘へ副作用

これを破った服用方法は前文のような副作用を発症するほか、稀にですが皮膚の発疹や痒み、発赤を引き起こす恐れがあります。この他にはこの便秘薬は急性腹症が疑われる患者や腸管に閉塞が疑われる患者も使用が禁止されます。また妊婦中の人も可能な限り控えておく方がおすすめであり、どうしても必要な場合は最小限の範囲で用いるようにすべきだとされます。授乳中の場合も同様のことが言え、摂取したのなら子供に母乳を与えないように配慮することが必須です。

ピコスルファーストナトリウム水和物が有効成分のこの薬は、同じ下剤効果のあるラキソベロン液のジェネリック医薬品です。有効成分も同じであり病院内では、どちらかというとラキソベロン液の方が処方されやすいです。どうしてもチャルドールを摂取したい場合は便秘外来や胃腸科などを受診すれば良いとされます。しかしコストが低くても立派な薬なので、副作用のないように用法用量を守ることが大切です。

下剤

ページのトップへ戻る