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新レシカルボン坐剤S

「新レシカルボン坐剤S」とは、1992年から発売されている第3類医薬品で、微細球状態の炭酸ガスを発生し、腸の運動を促進させる「炭酸水素ナトリウム」と、炭酸ガスの発生を助ける働きをする「無水リン酸二水素ナトリウム」を主成分とし、添加物として、軽質無水ケイ酸、大豆レシチン、ハードファットなどを含有しています。

新レシカルボン坐剤Sの便秘への効能について

おもな効能・効果は便秘で、習慣性の少ない便秘治療薬としても知られています。肛門に挿入後、直腸体温で溶け出して発泡性の炭酸ガスを発生し、直腸膨大部と下部を物理的に刺激することによって、大腸の運動を促進させて、10~30分程度の短い時間で生理的な排便反射を促します。

直接、肛門から入挿入するだけあって即効性に非常に優れた薬であることや、飲み薬の下剤が飲めない人にでも用いることが可能です。また、大腸下部に炭酸ガスを発生させて腸管の動きを促すため、大腸を刺激させて便意をもよおす下剤と異なり、耐性を形成しにくいというメリットがあります。反面、便が下部大腸にまで下りてきてない場合には、効果を期待できない可能性もあります。

新レシカルボン坐剤Sの便秘への副作用について

「新レシカルボン坐剤S」は、座薬ということもあり、内服薬のような大きな副作用は見られませんが、まれに肛門に刺激感や不快感を感じたり、残便感が生じる場合があります。また、下剤として効きすぎてしまった場合には、下腹部に痛みや違和感を感じたり、下痢などの症状がでることが報告されています。

また、注意すべき副作用として、肛門に異物を挿入したことによって、迷走神経反射として顔色が青白くなったり、手足が冷たくなる、冷や汗、息苦しさなどのショック症状が起こる可能性があります。使用上の注意として、本剤又は本剤の成分によって、発疹や発赤、かゆみなどのアレルギー症状を起こしたことがある場合や、その他の下痢や浣腸薬などを使用している場合には、使用しないでください。

日常的に常用すると効果が減弱し、いわゆる慣れが生じるため、薬剤に頼りがちになってしまいますので、連続しての使用は避けてください。また、現在、他の病気や持病などで、医師の治療を受けている人や、薬などによってアレルギー症状を起こしたことがある方、激しい腹痛や吐き気、悪心、嘔吐などがある場合には、使用する前に必ずかかりつけの医師や薬剤師、登録販売者に相談してください。

また、2~3回使用してもまったく排便がない場合には、かかりつけの医師の診断を受けるようにしましょう。「新レシカルボン坐剤S」の取り出し方および挿入の仕方は、まず、1個分を切り離し、坐剤容器をはがし、坐剤を取り出します。坐剤の後部の細くなっている方を清潔な指先やガーゼ、ティッシュペーパーなどで摘み、膨らんだ方から、出来るだけ深く肛門内に挿入して下さい。

挿入が困難な場合には、坐剤の先に少量の水をつけると挿入しやすくなります。挿入の際には、やや中腰になり、坐剤を押し込んだ後立ち上がると、簡単に挿入することができます。挿入後に激しい運動を行うと坐剤が外に出てしまう場合がありますので、排便作用があるまで激しい運動を避けるようにしてください。用法・用量は、12才以上の場合は、1回1個を直腸内に挿入します。

それで効果が見られない場合には、さらにもう1個をゆっくり挿入してください。

12才未満の小児や乳幼児は使用することはできません。

用法関連注意として、定められた用法・用量を厳守してください。本剤使用後は、便意が強まるまでしばらくの間、我慢をしてください。使用後に、すぐに排便を試みると薬剤のみ排出されてしまいますので、しっかりとした効果を得ることができない場合があります。12才以上の小児に使用させる場合には、必ず保護者の指導監督のもとに使用しなければなりません。

本剤が軟らかい場合には、しばらく冷蔵庫などで冷やした状態で使用してください。また、硬すぎる場合にはしばらく室温で放置し、軟らかくなってから使用するようにしてください。内服薬ではありませんので、必ず肛門のみに外用薬として使用してください。 保管および取扱い上の注意として、直射日光の当たらない湿気の少ない30℃以下の涼しい所に保管し、アルミ袋を開封後の未使用分については、直射日光の当たらない湿気の少ない15℃以下の冷所に保管してください。

常温(30℃)で保存した場合には1週間程度しか薬効が確認されておらず、1週間以上経過すると薬効が失われているかのうせいがあります。可能性もありますので、保存方法には注意が必要です。必ず、小児の手のとどかない所に保管し、保管する場合には、坐剤の先を下に向けてアルミ袋に戻して外箱に入れ、マークに従って立てた状態で保管してください。また、誤用の原因になったり品質が変わる場合がありますので、他の容器に入れ替えての保存は避けてください。必ず使用期限内に使い切るようにし、使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。

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