子供便秘外来.com

下剤の特色について。

前へ
次へ
  1. ホーム
  2. 下剤について
  3. ビーマス配合錠

ビーマス配合錠

日本消化器病学会では排便が数日に1回程度に減少し、排便感覚不規則で便の水分含有量が低下している状態のことを指す便秘は、現在でも多くの人々を悩ませる体調不良です。腸内に便が滞ってしまうと排便できない不快感やストレスと共に多くの症状を引き起こすと言われます。

糞詰まりになるとお腹が膨らんだ感じがしますが、これは腸内に溜まった便から発するガスが要因です。このガスは悪玉菌が多く生息するので、それを排出する行為であるオナラは通常よりも臭くなりますが可能な限りは我慢しない方が良いです。

もし排便回数が少なく、オナラを我慢するとガスは血液を介して肺に侵入して口臭を招く恐れがあります。また悪性のガスが体内を循環すると吹き出物や顔色が悪くなるといった肌トラブルも引き起こすとされます。

人によっては糞詰まり時に肩こりや腰痛を感じる意見がありますが、実はこれは気のせいでなく医学的な根拠があります。便から発生した悪性のガスは腸内に停滞し続け膨張した状態になると、背中や腰を圧迫してしまいます。すると肩や腰の血流が悪くなってしまい、これが各部位の痛みやだるさを招くことに繋がります。

こうした理由から便秘になったら早めの対処が大切であり、消化器内科や胃腸科を初めとした医療機関へ向かうべきでしょう。薬局や病院では、滞った排便を促すために薬剤による処方箋を実施します。ビーマス配合錠も医療機関で出される薬剤の一種であり、ピンク色の見た目が特徴的な錠剤です。

ビーマス配合錠の便秘への効能について

基本的には病院以外では処方されることはなく、薬局やドラックストアでは入手ができないとされます。排便を促すための有効成分はDSSとカサンスラノールの2つが挙げられます。まずジオクチルソジウムスルホサクシネートとも呼ばれるDSSという成分は、硬くなった便に水分を浸透させ柔らかくする働きがあります。水分で硬い便をふやかし、排便を促すので腸を必要以上に刺激せずに自然に便を外に排出できると言われます。

なのでDSSには腸の壁にこびりついた宿便を取り除くことが可能です。ちなみにこの働きと似た効能を持つ成分に酸化マグネシウムが挙げられますが、こちらの場合大腸内の浸透圧に作用することで水分を集めます。DSSの場合は大腸に運ばれて便の表面張力を下げることで、作用するので厳密には異なります。

またDSSは酸化マグネシウムと異なり比較的新しい成分であり、認知度が低いと同時に配合される医薬品はまだ少ない方です。ビーマス配合錠の2つ目の有効成分であるカサンスラノールは、刺激作用のある成分です。大腸内に運ばれるとその粘膜を刺激することで排便を促すとされます。ちなみにカサンスラノールは、ビーマス配合錠以外の便秘薬には配合されることは無いといわれ、この薬剤独自の成分だとされます。

これら2つの有効成分が働くことで、排便を促すことが可能であり直腸性や弛緩性の糞詰まりに効き目があります。弛緩性とは腸の動きが鈍くなることで発生する糞詰まりであり、直腸性は直腸内で固い便が溜まったこと引き起こるものです。ちなみに便秘と下痢を繰り返す症状が特徴的な痙攣性の糞詰まりには、効果が無いどころか逆効果の危険性があるので注意が必要です。ビーマス配合錠は2つの有効成分が腸内に働くので、効き目が成分によって異なります。

DSSによって便が柔らかくなるのは約6時間かかり、カサンスラノールによる便意には約8から12時間ほど必要になります。患者が摂取すると多くの場合は3日以内で排便がスムーズになりますが、1週間経過しても効果がないときは服用は控えたほうが良いです。カサンスラノールは刺激作用のある成分であり、ビーマス配合錠は刺激性の下剤に分類されます。

ビーマス配合錠の便秘への副作用について

しかし刺激はそこまで強くないので副作用のリスクは少ないと言われます。それでも服用量が多いと軟便や下痢、腹痛、吐き気などの症状が引き起こる恐れがあります。またこの下剤を長期的に連用すると下剤依存症になる可能性もあるので、排便が回復した時点で服用は避けるべきです。

この他にはこの便秘薬を服用中に尿が赤色あるいは黄褐色に変色することもあります。用法用量を守れば前文のような副作用を発症させることはありませんが、妊娠中の人の場合は量に関係なく服用は控えたほうが良いです。ビーマス配合錠は成人が服用する場合は1日1回、コップ1杯ほどの水と一種に5から6錠を就寝前に服用すると良いとされます。

水はなるべく多く飲むことが大切だとされ、これは便を柔らかくするために働くのでしっかり飲み干すことが大切です。ちなみに最初は5錠から初め朝に排便ができたのなら摂取は控えて、排便が回復しない場合に6錠に変更するようにしましょう。もし飲み忘れた場合は気づいても服用せずに、次の服用時に決められた量を飲むべきです。これを破ると多量摂取に繋がり、吐き気や下痢といった体調不良を発症させる恐れがあります。

下剤

ページのトップへ戻る