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ピムロ顆粒

「ピムロ顆粒」は、下剤や浣腸剤などに分類される薬で、ジェネリック医薬品の一つです。

下剤や浣腸剤は、主に困難となった排便をサポートするもので、便秘の治療や大腸の内部検査、大腸手術の前処置の際に利用されることが多いです。 

ピムロ顆粒は、ロート製薬グループに属している摩耶堂製薬が製造・販売している薬で、黒い粒の顆粒タイプです。水に溶けやすい性質を持っており溶けると黒色になりますが、味は特にないので比較的飲みやすい薬だと言えます。

この顆粒はアローゼン顆粒という薬のジェネリック医薬品にあたり、医師の処方によって購入することができます。ですので、薬局やドラッグストアなどで市販されていることはありません。病院では主に内科や消化器科などで処方されることが多く、薬の価格は、1gあたり6.20円となっています。最近では、ジェネリック医薬品も多く利用されるようになってきていますが、この薬に関してはアローゼン顆粒の方がオリジナルであり信頼性も高いことから、病院ではアローゼン顆粒が多く処方されています。しかし、効能においては同等であり副作用の面でも問題はありません。

ピムロ顆粒の便秘への効能について

ピムロ顆粒には、センナという生薬が配合されています。センナとは、アフリカ原産の植物でマメ科・カワラケツメイ属のハーブの一つです。このハーブは古くから利用されており、古代エジプト時代には既に下剤として利用されていたことも分かっています。その効果は現在でも世界中で認められ、便秘の治療薬として利用されています。

センナは、植物でありながらその効果は非常に強いことから、日本では葉と実の部分は医薬品扱いとなっています。

薬だけではなく、お茶としても利用されているセンナですが、お茶に利用されているのはセンナの茎の部分のみで、茎は医薬品扱いになっていないので食品として利用することができます。

センナの高い効果を生み出している成分が「センノシド」と呼ばれるもので、センノシドは大腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にするほか、食べ物や飲み物からの水分吸収を抑えることで、自然な排便に近い効果をもたらす有効成分です。植物由来の成分ですので、副作用も少なく安全であるため、高齢者や妊婦なども使用することができます。あらゆる便秘の解消効果のほか、消化管などの検査や消化器の手術前後に腸管内の内容物を除去する際にも利用されています。

ピムロ顆粒の便秘への副作用について

下剤の中では副作用は少ないですが全くないわけではなく、体質によっては腹痛・吐き気・嘔吐・腹鳴り・腸閉塞・腸管穿孔・虚血性大腸炎・低カリウム血症・発疹・めまい・一過性による意識消失・ASTとALTの高数値(どちらもトランスアミラーゼ酵素の一種で、ASTが高値の場合には肝障害の可能性、ALTが高値の場合には心筋梗塞・筋疾患・溶血性貧血を引き起こす可能性がある)などがあります。従って、使用後にこうした症状が起きた場合には、速やかに医師に相談するようにしてください。

ピムロ顆粒の服用の仕方については、様々な飲み方がありますが、この顆粒は就寝前の服用が原則となっています。1日に1回就寝前に服用することで、服用後から約8時間~12時間後に排便効果が得られるようになります。ですので、翌朝午前7時ごろに排便を行いたい場合には、前夜の午後7時~11時の間に服用すると良いでしょう。1回に服用する量については、個人差があるため医師の診断に基づいて最適な量を服用するようにしましょう。また、処方された薬を途中で止めてしまったり、勝手に量を変えて飲むことも避けましょう。

薬を飲む際には、効能が強いため十分な水で飲むことが大切で、1回につきコップ2杯~3杯くらいと普段より少し多めの水で飲みましょう。少量の水で飲んだ場合、胃に達せず食道などで留まってしまうこともあり、組織を傷めてしまう可能性があります。そのため、この顆粒を飲む際は多めの水で飲むことがポイントです。

この顆粒は、効果が強いため服用することで高い確率で排便が促されますが、こうした下剤に頼りすぎてしまうと腸内の蠕動運動が鈍くなってしまい、自然な排便が出来なくなってしまう可能性があります。そのため、先ずは規則正しい生活を送り、食事は食物繊維が豊富な野菜中心の食事に変え、さらに1日20分~30分程度の有酸素運動を取り入れるようにして、腸内環境を整えていくことが大切です。また、最近では腸内環境を良くするヨーグルトも多く販売されているので、食事加えることで善玉菌を増やしてくれるので効果的です。それでもべんぴが改善されない場合に、この顆粒を服用するようにしましょう。

使用上の注意としては、急激な腹痛や重症の硬結便などの方は使用ができないので注意しましょう。また、授乳中の女性はこの顆粒を服用している時には、乳児に母乳を与えるのは避けてください。植物由来成分の下剤ではありますが、健康に不安がある方は医師の相談のもとで服用することが最も大切です。

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