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ラキソベロン液

ラキソベロン液とは下剤の一種で、国内では1980年から販売されています。

ラキソベロン液の効能について

主に便秘の解消などを目的として使用され、市販はされていないため医師の診断によって処方してもらう薬となります。30年以上昔に開発された比較的歴史の長い薬ですが、効果がしっかりしていることに加えて安全性も高いため、医療の発達した現在でも幅広く使用されています。便秘は人によって様々なタイプに分かれており、それぞれに適した種類が異なります。ラキソベロン液が適している患者が正しく使用してこそ効果が得られるので、効能や副作用の有無もしっかり理解しておきましょう。

ラキソベロンは液体タイプと錠剤タイプがありますが、一般的に使用されるのは液体タイプです。服用すると大腸を刺激し、蠕動運動を活発化させることで排便を促します。また、それに加えて腸の壁から便に含まれる水分が吸収されるのを防ぐ効果もあり、便の柔らかさを保ってスムーズな腸内移動を可能にしています。この2つの効果を併せ持っているために高い効能をもたらすことができ、大腸の働きが低下している人や便が水分を失って硬くなっているために便秘になっているなどにも効果が期待できます。さらに、この薬は成分が腸管から吸収されにくいという特性を持っているため、小さな子供や妊婦など薬の使用に慎重になるべき患者でも安心して使うことができます。 メリットの大きい薬ですが、使っているうちにだんだんと体が成分に慣れてきてしまい、耐性がつくのが難点だとされています。長期的にラキソベロン液を使用していると、刺激に対して腸が慣れてしまい、服用してもあまり効果が出なくなってしまうのです。こうなると徐々に薬の摂取量を増やしたり、一定期間服用を中止するなどの対策が必要になるので注意しておきましょう。

この薬は基本的には下剤の一種であるため、使用目的となる主な疾患は便秘症だと言えます。 便秘症の中でも、特に腸管の動きが低下したために起きる弛緩性便秘という種類に適しています。腸管の働きが低下するのには様々な理由がありますが、代表的なものとしては加齢によって体の機能が衰えることや運動不足、他に服用している薬の副作用などが挙げられます。また、食生活の乱れなどで野菜や食物繊維が足りず、便が大腸内に長く留まっているうちに水分を失い、排便が困難になって大腸が弱ってしまうケースも考えられます。このように様々なタイプの症状にも、ラキソベロンは有効に効能を発揮することができます。また、効果が高いために、大腸の手術や大腸内視鏡検査、大腸内の造影検査などを行う際の前処置として使用されることも多くあります。このような場合大腸内に便が残っていると適切に処置できないため、事前に下剤を飲ませて出来るだけ排便させておく必要があるのです。

ラキソベロン液の副作用について

このように様々な場面で効果を発揮してくれるラキソベロンですが、薬ですので必ず副作用も存在します。

基本的な使用では安全性が高く、そこまで心配する症状は出ませんが、わずかながら腹痛や下痢、吐き気や肛門痛といった副作用の症状が現れることもあります。この薬はほとんど体内には成分が吸収されないため、症状が出るとしても胃腸系に限られ、しかもいずれの症状も基本的には重篤なものには発展しません。非常に稀ではありますが、腸が詰まってしまう腸閉塞や、穴が開いてしまう腸管穿孔などが起きる可能性もあります。ただ、これらの症状は過剰に使用するなど適切な使用方法を守らなかった際に生じるケースがほとんどなので、医師の指導に従って正しく使用している分にはほぼ起きることはありません。ただ、もともと腸閉塞などの疾患を患っている人に与えてしまうと症状を悪化させて命にか関わる事態にも陥ってしまうので、使用は禁忌とされています。

ラキソベロン液の飲み方について

この薬は、内用液の場合は濃度0.75%で10ml、もしくは100mlの2種類があります。使用頻度の高い薬であるため、現在では数多くのジェネリック版も販売されています。液体タイプで処方されることが多く、服用する量を患者の体格や症状に合わせて細かく調整するのに役立っています。使用方法としては、大人の場合1日1回10滴から15滴を服用することになります。子供の場合はさらに少なく、赤ちゃんの場合は2滴で幼児の場合は6滴から7滴、小児は10滴など年齢に応じて細かく決められています。効果の具合などによって医師の判断のもと、適切に量は変更されるので処方された用量を必ず守るようにしましょう。

ラキソベロンは、服用すると約7時間から12時間後に効果が現れます。即効性はないので、効果を得られるまでじっくり待つようにしましょう。基本的に人間は朝の起床後が最も排便しやすいため、その時間に効果が出るように薬も就寝前に服用することになります。個人の体質などによって朝排便しにくい人は、医師と相談して服用する時間を変えることもできます。

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